クロスインデックスの通訳・翻訳コーディネーターの雑感
日本とロシアの交流の歴史
[2012/05/25] ロシアと日本の交流は、江戸時代頃に遡る。当時のロシア帝国による東方進出に際して、ロシア人が千島列島や日本近海に進出し、日本人との接触もあったという。鎖国時代の日本であっても北方に「おろしや」(ロシア)という国があると認識していた。
日本の開国は、米国のペリー来航を契機になされたことが有名であるが、同時期に日本に来航していたロシア艦隊長官のプチャーチンについてはあまり知られていない。プチャーチンとの交渉がスムーズに進み、ペリーよりも先に日本とロシアが通商条約を結んでいたならば、現在のロシアと日本の関係もまた違ったものになっていたのかもしれない。
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